チョコレートの食べ方に関するよくある質問【ウソ・ホントを大調査】


チョコレートは世界中で愛されるお菓子の一つですが、美味しく健康的に食
べる方法について詳しく知っていますか?

この記事では、チョコレートにまつわる「ありとあらゆるウワサ」について
Q&A形式で解説していきます!「チョコレートを食べるとニキビができる
ってホント?」「ダイエット中にチョコレートを食べても良いの?」などの
疑問をお持ちの方は、ぜひ読んでみてくださいね!



チョコレートに関する「ウワサ」のウソ・ホント


「チョコレートを食べすぎると鼻血が出るよ!」…なんて話を聞いたことあ
りませんか?

子供から大人まで多くの人に愛されるチョコレートですが、真偽不明の噂も
多く耳にします。ウソかホントか実は知らない…そんなチョコレートに関す
る「ウワサ」について、今日は白黒はっきりつけちゃいましょう!

では、代表的なチョコレートに関する「ウワサ」について、さっそく検証し
ていきましょう。

 

 

Q.チョコレートを食べるとニキビができる

A.ウソ

ニキビができる原因のひとつとして、毛穴に皮脂や角質が詰まることが挙げ
られます。そのため、食生活の乱れや過剰に甘いものを摂取すると、皮脂の
分泌量が増え、ニキビが悪化してしまいます。

チョコレートには糖分・油分が含まれているため、ニキビの原因になると思
われがちですが、研究により直接の影響はないと言われています。海外のあ
る研究によると、乳成分が含まれるホワイトチョコレートの摂取はニキビの
悪化と関連性が見られるものの、カカオ含有率が高いダークチョコレートの
摂取ではニキビとの関連性が見られなかったと報告されています。

 

 

Q.チョコレートを食べると太る

A.ウソ

チョコレートはどちらかといえば「太りにくいお菓子」です。カカオ豆に含
まれている脂質は良質なものばかりで、脂質の中でも一番多く含まれている
成分、ステアリン酸は体に吸収されにくい特性があります。吸収されにくい
ということは、エネルギー源や脂肪分になりにくいため、太る心配が少ない
ということです。

ただし、もちろん摂りすぎには注意が必要です。たくさん食べればチョコレ
ートに含まれる糖質が吸収され、肥満の原因となります。このあと紹介する
健康的な食べ方や食べる量の目安を参考にしながら、美味しく適量を摂取し
ましょう!

 

 

Q.チョコレートを食べると鼻血が出る

A.ウソ

チョコレートを食べて鼻血が出るという医学的な根拠はありません。一説
によれば、美味しくていくらでも食べられるチョコレートを食べすぎない
よう、注意するための言葉だったとか…。

ナッツ類も鼻血が出ると言われることがありますが、こちらも医学的根拠
はありません。

 

 

Q.チョコレートを食べるとくしゃみが出る

A.(人によっては)ホント

ごく稀に、チョコレートの原料であるカカオのアレルギーでくしゃみが出る
人がいます。カカオに含まれるチラミンやニッケルなどの成分により引き起
こされると言われています。

しかし、カカオアレルギー体質の人は少なく、実際にはチョコレートに含ま
れているナッツ類など、他のものが原因のことも多いようです。

 

 

チョコレートでアレルギー予防!?

実は、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、アレルギーを
予防する効果があることが研究によって明らかになってきています。

花粉やハウスダストなどのアレルギーの原因物質が体内に取り込まれると、
IgE抗体という物質が体内で作られます。このIgE抗体が体内に増えると、
連鎖的に様々な反応が起き、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎
など、アレルギー症状が引き起こされるのです。

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、このIgE抗体をつくる
ことを抑制する効果があることがわかっています。抗体を増やさないこと
で、アレルギー症状を緩和させる=アレルギー予防に繋がるということですね!

 

チョコレートは「いつ」「どのくらいの量」を食べたら良いの?

カカオポリフェノールが豊富に含まれる良質なハイカカオチョコレートは、
適量を適切なタイミングで食ることで、様々な健康効果が期待できます。

チョコレートを食べるタイミングや「適量」がどのくらいの量なのか、チョ
コレートを健康的に楽しむ方法を解説いたします!

 

 

Q. チョコレートを食べるベストなタイミングとは?

A. チョコレートは食前・食間・寝る前など、こまめにつまむのがオススメ!

チョコレートは低GI食品なので、朝食前やお昼前などの空腹時にひとかけ
ら食べることで、食事による血糖値の急上昇を抑えることができます。血
糖値が急上昇すると大量のインスリンが分泌されることにより『血糖値ス
パイク』が起き、心臓病や糖尿病のリスクが高くなってしまいます。低GI
のチョコレートを最初に食べることで、美味しく健康リスクを下げることが
できるのです!

また、チョコレートに含まれる苦味成分「テオブロミン」には、脳内の神経
伝達物質であるセロトニンを増加させる効果があるので、食前や食間にチョ
コレートを食べることで、ストレスによる過食を防ぐ効果もあります。です
ので、ストレスから食べ過ぎてしまう方やダイエット中の方にもオススメの
食べ方です!

 

 

Q. 健康的なチョコレートの摂取目安量とは?

A. 1日あたり200kcal以下

チョコレートに限らず、どんな食べ物も食べ過ぎは禁物です。厚生労働省・
農林水産省による「食事バランスガイド」によれば、おやつは1日200kcal
以下が推奨されています。

ソヤファームのチョコレート、ハイカカオの場合は1日22粒程度、ハイプ
ロテインなら11粒程度が目安です。1日数回に分けてこまめに食べると良
いでしょう!


 

 

Q. チョコレートは噛むもの?舐めるもの?美味しい食べ方とは?

A. 口の中で溶かすのがオススメ!

チョコレートをより美味しく味わうためには、口の中で溶かすと良いと言わ
れています。そうすると、体温でカカオバターが溶け、チョコレートの豊か
な風味をより楽しむことができるのです。

噛んで食べていたという方は、是非ゆっくり舐めて味わってみてください!


 

チョコレートの食べ方・保管方法に関するよくある質問


最後に、チョコレートの保管方法や白くなったチョコレートについてなど、
チョコレートに関するよくある質問についてまとめました。チョコレートの
品質を維持したまま保管する方法についても解説しているので、ぜひ参考に
してみてください!

 

 

Q. チョコレートの保管場所はどこが最適?

A. 15〜20℃の涼しい場所

チョコレートは直射日光や高温多湿の場所を避け、15~20℃の涼しい場所
で保管すると、品質を維持したまま保管することが可能です。

「冷蔵庫に入れれば溶けないし良いのでは?」と思われるかもしれません
が、冷蔵庫は温度が低すぎるうえ、湿度が高いのでチョコレートの保管場
所としては適していません。温度変化が激しいと、後述するブルーム現象も
起きやすくなってしまいます。

また、チョコレートは匂いを吸収しやすいため、匂いの強い食品と一緒に
保管することも避けた方が良いでしょう。


 

 

Q. チョコレートの表面が白い…これってカビ?

A. カビではないので、食べても問題ありません

チョコレートの表面に白っぽい粉がついていることがあります。これはブル
ーム現象
と呼ばれるもので、温度や湿度の影響でチョコレートのココアバタ
ーや砂糖が一度溶け、再結晶したときに現れます。ココアバターが再結晶し
たものを「ファットブルーム」、砂糖が再結晶したものを「シュガーブルー
ム」と呼び、どちらも食べて問題ありません。しかし、ザラっとしたり、ボ
ソボソとした食感になってしまうため、ブルーム現象が出ないように保管し
ましょう。


 

美味しいチョコレートでヘルシーライフ!

チョコレートは空腹時に適量をゆっくり舐めながら食べることで、美味しく
健康的に食べることができます。

ソヤファームでは、カカオポリフェノールを豊富に含む『ハイカカオ』やタ
ンパク質が豊富な『ハイプロテイン』など、ウェルネスライフのお供にぴっ
たりなチョコレートをご用意しております。ぜひこの機会にお試しください!